職住近接の団地に

 働いている場所と住む場所が近くにあり、住んでいる人の顔と生活が見えることもコミュニティを強める上で重視すべきことだと考え、団地で働く人を中心に集合的に住める工夫のある「職住の家」を構想し、事業者を公募しました。その結果、堀川団地でまんまん堂を経営している社会福祉法人京都ワークハウスが、従業員や地域の障害者のために、この事業を行うことになりました。

① 共に暮らすことを学ぶ家

 中央に共同ダイニング、そこから廊下を軸に4つの個室がつながるプランで、プライバシーと共同の生活のバランスを実現。世話人の方などの支えを受ける体制で、団地住民との調和を保ちつつ共に暮らすことが学べる障がい者グループホームです。

② 地域の取り組みへの積極参加

 地蔵盆や堀川まつり、清掃活動などの地域イベントへの参加、町内会、商店街協同組合など自治的活動の役割分担、茶話会や独居老人との交流会開催など、地域の取り組みに職員や入居者が積極的に参加し、地域の方々と心から交流できるようにしています。

③ まんまん堂を通して発信

 居住者の職場である堀川団地内店舗「手づくり蒸しまん&カフェ まんまん堂」において、ギャラリーや展示会の開催、「作業所つうしん」や「ほかほか通信」の配布、親への相談活動などを行い、地域と共に生きることの意味を共有できるようにしています。


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